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キッチン 公開日: 更新日:

キッチンの水漏れはなぜ起こる?場所別によくある原因を紹介

キッチンのシンク下の水漏れを確認する様子

シンクの下を開けたら床が濡れている。蛇口の根元からじわじわと水がにじんでいる。料理中に足元が湿っぽくて気づいた。キッチンの水漏れは、ふとした瞬間に発見することが多く、放置すると床材や下の階にまで被害が広がることがあります。

キッチンの水漏れは、起こっている場所によって原因がはっきり分かれます。蛇口まわり・シンク下・排水ホース・給水管、それぞれの仕組みと劣化のしかたが違うためです。場所別に当てはまる原因を絞り込めば、応急処置で乗り切れるのか、業者を呼ぶべきかを判断しやすくなります。

この記事では、キッチンの水漏れが起こる場所別のよくある原因と、自分でできる確認方法、業者へ相談したほうがよいケースまでをわかりやすく解説します。

水漏れに気づいたときに最初に確認したいこと

漏れに気づいたら、被害を広げないために次のような確認を行います。

  • どこから水が出ているか(蛇口/シンク下/床/壁際)
  • 水を使った時だけ漏れるか、使っていない時も濡れているか
  • 水たまりはどれくらいの量か、においはあるか
  • 床下や下の階に染み込んでいる気配はないか
  • 止水栓・元栓の場所を把握しているか

水を使っていない時にも濡れている場合は、給水管側の漏れの可能性があります。一方、水を流した時だけ濡れる場合は排水側の問題です。この切り分けが、原因特定の第一歩になります。

場所別によくある原因

キッチンの水漏れは、漏れている場所で原因のパターンが大きく変わります。

蛇口・水栓まわり

蛇口の根元からの水漏れ

毎日触る部分のため、経年で部品が劣化しやすい箇所です。

  • スパウト(吐水口)の根元のパッキン劣化
  • レバーやハンドルの内部カートリッジの摩耗
  • 取り付け部のナットのゆるみ
  • シングルレバー水栓の内部部品の経年劣化(10年前後が目安)

シンク下の排水まわり

シンク下の排水管の水漏れ

シンクの下を開けてホースや管から水滴が落ちている場合は、排水側に問題があります。流れの悪さもあわせて気になる場合はお風呂の排水口が詰まったときの対処法の手順が参考になります。

  • 排水ホースの差し込み部分のゆるみ・外れ
  • 排水ホースの経年劣化によるひび割れ
  • 排水トラップ(封水を貯める部分)のパッキン劣化
  • 接続部のシール剤の剥がれ

給水管・止水栓

シンク下の奥に走る給水管や止水栓から水がにじむ場合、水が常時かかっている部分のため被害が広がりやすくなります。

  • 止水栓まわりのパッキン劣化
  • 給水ホース(フレキシブルホース)の経年劣化
  • 接続ナットのゆるみ
  • 止水栓本体の劣化

床下・壁内の配管

床や壁の継ぎ目から水がにじんでくる場合は、見えない場所の配管に問題がある可能性があります。

  • 床下の配管接続部の劣化
  • 凍結による配管のひび割れ
  • 配管自体の腐食(古い金属管に多い)

これらは利用者側で目視確認できないため、専門業者の点検が必要になります。

自分でできる確認と応急処置

利用者側で安全にできる範囲を、手順としてまとめます。

止水栓または元栓を閉める

止水栓を閉める様子

被害を広げないために最優先で行うのは、水を止めることです。シンク下にある止水栓(給水・給湯)を時計回りに回して閉めます。場所が分からない、固くて回らない場合は、家全体の元栓(屋外メーター付近)を閉めましょう。

水を拭き取って漏れ箇所を特定する

シンク下を一度きれいに拭き、新聞紙やキッチンペーパーを敷いて様子を見ます。水を使った後にどこから水が落ちているかを目視で観察すれば、蛇口側か排水側かを切り分けやすくなります。

ナットのゆるみを確認する

接続部のナットが手で回せるほどゆるんでいる場合は、軽く締め直すだけで止まることがあります。ただし、強く締めすぎると逆にパッキンを傷める恐れがあるため、力を入れすぎないようにします。

パッキン交換は無理に行わない

パッキン交換はホームセンターで部品を入手できますが、機種により形状や規格が違い、間違えると再発したり水栓本体を傷めたりします。前述のように水栓本体の寿命が10年前後で、複数箇所が劣化しているケースも多いため、自己判断で部品交換を進めるより業者に診てもらうほうが結果的に安く済むこともあります。

ここまでの応急処置で漏れが止まらない、または止水栓を閉めても水が出続ける・床下から水が湧くといった状況は、利用者側で対応できる範囲を超えています。元栓を閉めた状態で業者に連絡してください。

キッチンの水漏れで早めに相談したいケース

キッチンの水漏れ修理作業

次のような状況に当てはまる場合は、自分で粘らず早めに業者へ相談することをおすすめします。

  • 止水栓を閉めても漏れが止まらない
  • 床や壁の中から水がにじんできている
  • 下の階の天井に染みが出ている
  • 水道使用量が急に増えている(メーターが回り続けている)
  • カビ臭い・腐ったようなにおいがする
  • 設置から10年以上経った水栓・配管で複数箇所がにじんでいる
  • 凍結後に水を出したら漏れ始めた

特に、床や壁の中からにじむケースや、下の階に被害が及んでいるケースは、配管そのものの破損や腐食が疑われます。放置するとカビ・床材の腐食・下階トラブルに直結するため、できるだけ早く点検を受けてください。

自分で対応しやすいケース 業者へ相談したいケース
接続ナットのゆるみで、軽く締めて止まる 止水栓を閉めても漏れが止まらない
一時的なホースの差し込み外れ 床・壁の中から水がにじむ
蛇口の根元の軽い水滴で、止水栓で止まる 下の階の天井に染みが出ている
排水ホースが外れていただけ 凍結後に漏れ始めた、複数箇所で漏れている
部品のゆるみが原因で、締め直しで止まった 設置から10年以上の水栓・配管の劣化

キッチンの水漏れは、放っておくと床材の腐食やカビ、階下漏水まで広がることがあります。応急処置で止水しても改善しない、原因がわからず不安というときは、無理に部品交換を試さず一度ご相談ください。

Setsubi-proでは、水栓の修理・交換から配管の点検、状況によっては床下調査まで、年中無休・出張対応でサポートしています。


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